土壁養生空けの工事再開

8月に入り暑さもピークで来週から少し涼しくなる予報です???

現場では、土壁も乾き造作工事になりました。

伝統構法では、躯体(骨組み)のほとんどは化粧(表し)となるため造作(内装)はすくないものの

何かとあります。

 

 

空気断熱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

硝子瓦の天窓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通気層(空気断熱)

 

 

右の写真は通気層です。

通気層を取ることで壁面内の湿気取りや

雨水の進入を止めるなどの作用があります。

 

 

 

 

 

今まで通気層を取ることはなかったのですが、台風などで猛烈に雨にたたかれると耐えきれず室内に

進入してきます。

伝統構法の真壁造りでは、雨水の進入や雨漏りは構造上早期に発見できますが大壁造りでは

水が回ったとしても表面には出にくいので判断はできにくいですが想定外の雨風はかなり不安です。

その時に最善だと思うことはしてきましたが、まだまだ改良の余地はあり。

僕の理想は両面(内壁と外壁)は真壁納め。

伝統構法の存在感が浮き彫りになる仕上げだと考えています。

通常の雨風には十分耐えるのですが、想定外には対応は難しいのか・・・・

そもそも、両面真壁には、通気層など存在しません。

 

木製建具

玄関の敷居です。

木製建具をはめ込むためのレール溝

を施しました。

建具がはまるのが楽しみです。

 

 

 

 

 

現場見学希望の方は遠慮なくご連絡ください。

可能な限り対応致します。

この現場(高砂市)は、駐車場がないため事前にお申し出ください。

是非この機会に伝統構法の素晴らしさを体験していただきたいです。

 

お申込み   TEL 090-2352-5465  四代目 尾上 結希まで。

よろしくお願いします。

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