置き屋根の効果、実験

世間は、シルバーウイークで、連休中の方が大半でしょうか?

職人社会では、大体が、日曜日のみの休みで、中には休みを取らない職人さんもちらほら。

僕も来週は、大工友達の建前応援行く予定になっています。

 

涼しくなってきたので、置き屋根の断熱実験を終え、集計をやっていこうと思います。

置き屋根というのは、屋根瓦の下に大きな通気層があり、その通気層で瓦から伝わってくる

熱を自然の風によって吹き飛ばすという原理です。

試験体を三つ並べ真夏の間、室内温度を一日三回計測していました。

試験体①   置き屋根(通気層20㎝)

試験体②   ウレタン断熱(40㎜尾上組の標準)

試験体③   グラスウール(70mm三枚重ね)

 

結果としては、①・・②・・③の順でした。

置き屋根の圧勝。

真夏の、かんかん照りの日は最高で6度の差がありました。

この置き屋根は古くから蔵に採用されていますが実に単純で、効率が良い。

先人の知恵に感動いたしました。

いつか、この置き屋根を採用したいものです。

しかも、温度差による蒸れの心配もありません。

よく屋根裏で湿気が発生して野地板が激しく傷んでしまう現象が起きます。

現代支流の構造用合板などは接着剤で圧着していますので、湿気により接着剤がはがれ

ぼそぼそになっているんです。しかし、そんなことは住み手にはわからず、知らない間に屋根は

ボロボロです。  ほとんどの人は、きずきません。

また気密性を高めることで外壁にもこの作用が起きていないか心配です。

その点、自然素材100%で仕上げる伝統構法はその心配は無く健康そのもの・・・

木と土の家で調湿効果絶大。   まぎれのない健康住宅。

プラスこの置き屋根。

すばらしい。 ことあるごとに先人大工に驚かされてしまいます。

 

 

 

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