動画で紹介

伝統構法による上棟、込み栓、土壁などを動画で紹介します。

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WOOD PELLET STOVE

尾上組の作る素材を活かした住宅の質感にフィットする、 エコなペレットストーブとともに心も豊かに。

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メディア掲載情報

これまでに受けた取材などの記事を掲載しています。 伝統工法の優れた点、耐震への信頼性などを紹介。

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おしらせ

本漆喰の家(新伝統構法) 姫路市

外壁、内壁ともに本漆喰(姫路城と同じくふのりを混ぜた昔ながらの工法)を使用。 耐震壁に格子組を施工1階大広間を実現している。 腰板に桧、床には杉の厚板30ミリ。木のぬくもりを肌で感じ取れます。 六畳和室  畳は、わらどこ […]

ジャッキアップ

古民家再生 築120年全面ジャッキアップ工事  姫路市

瓦を葺き替え外壁をモルタルから漆喰に塗り替え、門、塀すべてにいたり修復。古さを生かし、現在に蘇る。 塀の瓦を一部再利用し、環境問題に配慮。オノウエハウスは、資源を大切にします。 欄間を設け、裏縁から風景が見渡せるようにな […]

棟梁から弟子へと伝えらてきた職人技術

日本には古くから木の家を造る大工の職人がいました。法隆寺が立てられたのが 1,300年前、昭和の大修理で檜に鉋(かんな)をあてると檜の香りが漂い、木はまだ生きているといわれました。さらに約6割は創建当時の材料のまま使われるという木の生命力と日本古来の技術があり、その技術は地域の機構や風土に調和したかたちで棟梁から弟子へと伝えられてきました。 昔ながらの職人の仕事がきっちり出来る大工がいてこそ、建てる事ができる家があり、『木と木の組み合わせ』による『伝統構法(伝統工法)』と呼ばれる建築構法がまさにそれです。現在、我が国では住宅のほとんどが木造軸組構法と呼ばれる方式ですが、伝統構法を簡略化・発展させた構法で在来工法(ざいらいこうほう)とも呼ばれています。伝統構法はわずかしかありませんが、尾上組が目指すのは、耐震性・耐久性にも優れるだけでなく、年月とともに趣が深まり、美しさとして熟成されていく、そのような家であり、そして日本の伝統建築を継承していくことが使命だと考えています。

伝統的な棟上げ

木が本来持つ特性を生かし、梁と梁とは継ぎ手で結び、込み栓を打ち込み、柱と柱は通し貫でくさびと込み栓で固めます。かけやを振り下ろすその音で、周辺へは上棟していることがわかるという、古き良き音なのです。

棟上げの映像はこちら

日本建築の真髄「石場立て」

『石場立て』柱の根元をアンカーボルトで緊結せず、束石の上に乗せる構法。地震の際、地面が揺れても、緊結していないため建物だけが滑るように揺れを吸収し、受けるダメージが少なくなります。免振構造としての役割を果たします。

詳しくは

健康志向のための発酵土

湿気を低減し、自然素材なのでシックハウスなどは無縁。断熱効果が肌で感じる程大きく、耐火性能・耐震性能も高い。手間・暇を掛けながら造り上げるのも、伝統工法の特徴であり、長工期になるが 100年先から見れば、一瞬のことでなないでしょうか。

詳しくは

伝統構法建築の現場にて上棟の日の模様です。

尾上組が取り組むSDGs

解体市場の拡大により、あちらこちらで解体工事現場を目にしますが、その多くは単に解体するのみで、有用な古材も廃材にしており、これはリサイクル不能な産業廃棄物の増加を促し、その処理によっては、地球温暖化を助長しています。

私たち尾上組有限会社は、大工工事業で培った知識によって、解体時に活用可能な材木の目利きができ、専用設備によってそれを毀損することなく、解体することができます。 また、古民家では建築資材に多くの土が使われており、材木のみならず、屋根、壁の土も再利用することが可能です。 自然素材の工法を熟知する私たちが解体工事を行い、再利用可能な木材等を最大限活用して建築していく取組みを推進していくことで、環境負荷の軽減とサステナブルな資源の利用に向けた、環境に優しい資源循環型社会の実現を目指します。

伝統構法は、金物を使わない自然素材を中心とした技術です。釘の代わりとして使われるものも木で代用するため、その土地にある、木や土だけで創ることができます。そのようなな伝統構法であるからこそ、無造作に解体した後はすべて処分といったことはいたしません。 まだ使える資源を見極めて再利用することも可能です。
尾上組は解体事業を通して、私共の技術と知識を活かした環境配慮を行う事ができると考えています。 伝統を継承しつつ、未来に繋げる。 そんな環境にも優しい資源循環型社会の実現を目指します。優れた日本の伝統建築技術、大工職人の技を継承し「伝統構法」を形として残すことこそ、私共の使命だと考えています。

四代目棟梁 尾上結希