残暑お見舞い申し上げます

お盆が明け、暑さが納まると思いきや、まだまだ上昇中

そんな中、現場の外仕事(基礎工事)の最中です。

石場建て

 

 

気温35度は余裕で超え、毛穴から噴き出る汗、止まらず体力が続かず1時間おきに休憩。

そんな日々を送っています。

最近の、日差しは強烈で、殺人的。

大工になって、20年  確実に気温は上がっています。

10年後、20年後のことを考えると、息苦しくなります。外仕事関係の人は同感でしょう。

空調服一回着てみたい。    なんだか良さげ・・・

尾上組では、今年100周年、お客様感謝祭を開催します。

感謝祭

過去のお客さんには、案内状を送り、招待いたします。

11月6日に、楽しいひと時をお過ごしください。

当日ゲスト、吉本芸人さん  ミサイルマン  が登場します。

尾上組100
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

刻み 中盤

梅雨が明け、夏本番となりました。

伝統構法の刻みは複雑な加工にするので、仕口も多く、変形の危険性も否めない。

大工友達に教えてもらった仕口変形の保護としてラッピングをしています。

 

刻み

左は大黒柱   梁に負けないボリューム

 

刻み

 

 

伝統構法

 

 

これが効果大なのです。

材料は、風に当たれば歪むという事で、ラップです。こんなものは、冷蔵庫の中でしか拝見していなせんでしたが、こんな使い方があったとは・・・

先人大工の教えにはなかった、現代大工の知恵です。考えた人天才。

これをすることで、歪みは格段に低減できています。

 

伝統構法

 

 

歪み補正という事で、曲げたい方向に、重しを載せて調整中です。

上手く曲がればいいけどな・・・

 

 

無垢材

 

兵庫産の杉   目細の良い材(無節)が入りました。

現在養生中ですが、割れが入らないか心配です。

 

 

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

刻み

梅雨真っ最中で「むしむし」との戦い

不快ですね。

そんな中、作業場では刻み加工が進んでおります。

今回は、丸太梁が10本近くあり、大工の腕の見せ所であります。

石場建て伝統構法

 

 

 

伝統構法

 

 

 

 

伝統構法

 

杉(桁)と桧(横架材)たまに松(梁) オール兵庫県産材

 

 

梁

 

 

 

 

刻み

 

 

 

 

土壁

 

最後は、現場状況ですが、土壁施工が終わり養生中です。

この土壁こそが、人を健康にし、家を健康にしてくれます。

自然の素材は朽ちることなく何百年も生き続け住み手を見守るのです。  先人の教えに学びつつ・・・

神姫バス

こんなん走ってます。

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

新潟研修

以前から噂は聞いていたが、たまげた・・・

構造は、播磨地方では考えられない程、複雑で木材のボリュームは二回り大きい。

地域性からなのか、積雪荷重に考慮したのか?

後、海からの風は強烈とも言っていました。

新潟

 

写真は森林組合の、大ホール

6本の大きな方杖が笠の様に寄りあい構築されてます。  理解不能・・・

鉞

 

 

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うねる様に曲がった梁を巧みに組み合わせた胴組。

余計な製材はせず伐ったままの姿がゴロゴロと存在しています。

粋

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粋

土間に粋な細工を発見

福を呼ぶ込む意味があるのかな?

魚(鱗模様)は金運が上がるとの説有。

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その晩は日本でもっとも有名な大工さんとおしゃべりできました。

その名は、小川三夫 棟梁

良い刺激を受け帰ってきました。これからの仕事に活かせるかな・・・

竹木舞

梅雨に入り、湿気との格闘ではないでしょうか?

湿度100%という日も御座います。 憂鬱・・・

日本の気候は昔から、高温多湿です。先人はいかに快適に暮らすかを考え建築に土を多用してきました。

もちろん材料がとりやすい、という理由もありますがその効果を十分に理解していたからなのです。

その伝統は、今や消えつつあり、土壁を付ける家の存在は貴重なものです。

様々な理由で敬遠されていますが尾上組では頑なに塗りつづけていきます。

 

伝統構法

 

 

 

土壁

 

 

竹木舞は土を塗ると見えなくなりますが竹木舞から太陽光が漏れ何とも幻想的なのが好きです。

土壁

 

 

 

土壁

 

 

 

 

手間暇は掛かりますが、伝統構法で造る木と土の家は日本の気候風土に最適であることは明確であり、後世に伝えていく使命を感じます。

土壁体感希望の方、連絡ください。

 

 

 

 

 

正真正銘 自然素材で造る伝統構法(伝統工法)の家 兵庫県加古川市

 

手造りキッチン

 

 

木(県産木材)と土(荒壁漆喰仕上げ)で仕上げられた居間の風景

 

 

 

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玄関土間の洗い出し

 

 

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階段手すり(桧八角)にも一工夫

 

 

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居間からの吹き抜け

 

 

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キッチン裏の水屋も大工仕上げ

 

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豪快な丸太梁の存在感



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二階ホールのカウンター

 

 

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落ち着きのある畳空間

 



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玄関ポストはケヤキの二股

 

 

すべての材料にこだわり工業製品は一切使用していません。

ボンドにまでこだわり(膠ボンド)ぬいた渾身の一作

施主さんに感謝・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

皮むき

先日、木材市で購入した二股の桧の皮むき作業

 

 

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最初は、水(ジェット洗車機)で、やろうと試すも上手くいかず。

いま、暇を見つけて手剥きしていますが・・・・・・・

栄養分が多く、しっかりヤニもあるのでそう簡単には剥けない・・・・

 

 

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手袋はいたら、やりにくいし、素手でやればヤニの抵抗が・・・

木のヤニは洗剤で洗ってもなかなか落ちないので大変です。

それを活用したのが、野球選手がバットに付ける松脂(マツヤニ)です。

用途が違えば、不要なものと必要なもの。

とはいうが、気にとってヤニは必要である。

 

 

このペースで行くといつ終わるのか、推測不能です。

 

もう春が来てしまった。

 

 

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昔は、紅葉や、花が咲いているのを見ても

無関心だったのに、年を重ねなんか哀愁を

感じております。満開の桜なんか見れば

グッとくるものあります。

一瞬にして散る「はかなさ」

 

木は、動くことなく不平・不満も言わず、じっと春を待つ。見習わなければ・・・・

 

 

 

三和土&版築壁

 古くから、コンクリートはあるようですが、日本にも「和製コンクリート」と言われるものがあります。

 それが三和土

三和土土間

三和土土間

材料は真砂土や砂利で自然に手に入る何でも良いそうで、つなぎには藁を入れます。

三和土土間

配合は、石灰とにがり。

石灰

三和土

三和土とは、その名の如く、たたく たたく たたく たたく たたく たたく 永遠と たたく

三和土土間

そして 版築

版築

版築

擁壁コンクリートでは出ない、柔らかい土の表情が何とも好きです。

これも同じく、叩きまくる。

版築

版築

叩いて、叩いて、叩きつかれて、

昔の人は、大変だったなと再確認の日です。

どこかで、またやりたい・・・

完成見学会 加古川現場

見学会(加古川)の写真

 

伝統構法

 

 

 

土壁

 

 

 

注文住宅

 

 

 

自然ぞ材

 

 

 

土壁

 

 

 

伝統構法

 

 

 

伝統構法

 

 

施主様の想いを形に作り上げました。

建築期間10カ月  伝統構法石場建て  土壁漆喰仕上げ

正真正銘の自然素材オンリーな住宅です。

室内空気はキリッと澄んでいるのを確認してみてください。

 

 

26日・27日 10時から17時  完成見学会  開催決定

 

見学会開催予告

 3月26(土曜日)、27(日曜日)に加古川町中津で完成見学会を開催します。

 

伝統構法

 

 

 

土壁

 

 

木組み

 

 

見学希望の方は、お電話ください。

090-2352-5465    四代目 尾上まで。