伝統構法

造作仕事  間もなく左官屋さんに引き継ぎます。

早いもので、今月も半分以上が過ぎてしまいました・・・

お正月休みは、ゆっくり出来まして、最近開場しました神崎郡のスキー場(峰山高原リゾート)に行ってきました。

 

 

 

峰山高原リゾート

 

 

峰山高原リゾート

 

 

こんな近くに、スキー場がオープンするなんて・・・

何か不思議で・・・

でも、予想以上に立派な施設でありました。

ただ、駐車代が高いです。送り迎えだけなのにゲートをくぐれば一回1000円。

合計4000円・・・

長く続くことを祈ります。

遊びは、これ位で、木材の初競りに参加しました。

 

 

木材初売り

 

 

市場は、岡山県です。

初競りとあって、通常より若干品数が多め・人も多め。

いつもは、お目当てが終われば直帰してましたが、今回は最後まで居りましたら4時を過ぎてました。

久々に、こんなに長く木と戯れて大勉強です。

 

 

さて現場は・・・

 

 

手造り階段

 

 

大工仕事

 

 

伝統構法

 

 

階段

 

 

見ての通りの階段です。

今では、階段もプレカット(機械加工)でFAX一枚で出来てしまいますが、伝統大工としては

なんだか物足りない。

今回は良くあるストリップ階段、総檜造り。

加工は、手慣れたもので、簡単にできますが、材料養生は半年以上かかってます。

世間では、ほとんどが集成材で容易なのですが・・・

 

こんな感じで今年も頑張ってまいります。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

羊毛断熱材

年末になりましたが雪の降る中、現場出動します。

甲子園現場は土壁(発酵土)の養生も終わり羊毛断熱材を充填します。
羊毛断熱材

 

 

土の効果(呼吸する素材)と同じ性能らしく最近よく使ってます。

 

 

電磁波シート

 

 

床には、静電気を除去する電磁波シートを施しています。

室内環境の改善です。

床板はいつもの「すぎもく」今回も39ミリ(1.3寸)貼ってます。

 

 

IMG00066

 

 

この厚みで根太レス OK

 

 

IMG00016

 

 

屋根には、尾上組初登場の遮熱シート

北側斜線制限で勾配が取れず鈍勾配の金属屋根なもんで、期待してるよ~

 

こんな感じで年納め致します。

 

 

 

リフォーム現場も引き渡しが終わりました。

 

 

リフォーム

無垢材建具

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リフォーム

リフォーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家具

 

 

造作家具

 

 

イ草の畳

 

 

リフォーム

 

 

自然素材と窓改修で断熱リフォーム

・床  杉板 39ミリ

・天井 杉板 10.5ミリ

・サッシペアガラス

・断熱材入替え

・自然素材塗り壁

 

 

冬を快適に過ごせることを期待します。

今年も寒くなりそうなので、皆さんご自愛ください。

 

 

              それでは、よいお年を。

 

 

 

 

斑鳩

築369年、伝統構法の粘り

新聞記事で見かけた、太子町は斑鳩寺の庫裏の修理工事特別公開に行ってきました。

庫裏とは僧侶達が生活する場です。

もともとは、旧保性院の本堂だったらしく、31.5M×13Mという大規模な庫裏です。

 

 

斑鳩

 

 

壁は、ほとんどなく、建具間仕切りで耐震の要素となるのは足固めと、垂れ壁である。

こういった建物は、屋根勾配が急で小屋裏が大きくなるため、屋根瓦の量も多く、また

当時は土葺きの為の土も大量に乗っています。

その為、建物自体が一定方向に傾いていますが倒れていない。

伝統構法の粘りである。

現行の基準法では、壁量計算を用いるためこういった開放的な平面は計算方法を変える必要があり

自由な設計は、なかなか難しい・・・

それは、上の写真で見られるような貫や足固めの効果が数値化されていないためではないか?

この様に、築369年も経っている建物が存在しているのは、まぎれもない事実である。

文化財であるため研究対象なので、伝統構法の強みを大きく発信していかれることを期待します。

 

 

土壁

 

 

この土壁も、大きな耐震要素である。

 

 

土壁 のれん

 

 

暖簾打ち  シュロかな?  棕櫚の木

棕櫚の木

 

 

土壁

 

 

土壁

 

 

さあ、帰って土壁造りだ。

 

 

伝統工法

伝統構法の家  上棟いたしました。

今年は、台風のあたり年なのか? 上棟予定日に台風到来。

仕方なく延期したものの予期せぬ雨に見舞われましたが、無事に上棟しました。

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統構法

 

 

伝統工法

 

 

石場建て

 

 

石場建て

 

 

伝統構法

 

 

石場建て

 

 

石場建て

 

 

現場は甲子園球場の見える住宅地で、この敷地だけタイムスリップしたみたい?

木を打ち込む甲高い音が響き伝統構法が構築されていきます。

貫・込栓・シャチ栓・鼻楔・ダボ等の伝統の木組みを多用し100年先もどっしりと佇む光景を浮かべながら

従事しております。

 

嘘偽りのない、自然素材の家

 

間もなく土壁が付き、より一層懐かしさを醸し出すことでしょう。

 

見学希望者の連絡をお待ちします。

090-2352-5465  尾上まで。

 

 

 

 

 

伝統構法

甲子園の家  刻み終了

今年は、台風のあたり年か?

もう二回も直撃なのに、まだ来そうな予感。

だが自然には敵わない。

 

さて、尾上組では、刻みが終了し今日から紙巻します。

 

 

伝統工法

 

 

桧の柱

 

 

写真は、通し柱

いつも通りの六寸角

正味  六寸三分

これが、仕口ルータ(加工電気道具)のくわえる最大の寸法です。

と言うより、これに合わせて道具を加工しました。

先人たちは、これを全て鑿でやるなんて・・・

そんな苦悩の中で、電気道具も進化してきた。

しかし、これ以上の進化は期待できぬ。

なぜなら、使う人がいないから・・・

需要と供給が合わない。

 

大事に扱わないと、大変なことになり、それは工事単価に反映してしまいますので

今のうちに、集めておかないと・・・

しかし中古でも新品より、はるかに高い。

 

 

杉

 

 

桧

 

 

今回は岐阜産(乾燥材を探して)ですが、良い材です。

 

 

興味あり – コピー

 

 

良い記事を見つけたので是非、ご参照あれ。

 

 

 

発酵土

土壁(発酵土)発酵環境は良いを検証中

ようやく、暑さも和らぎ、朝晩は快適になりました。

現場では、土壁(発酵土)を付けています。

最近では極めて珍しい光景になりましたが、この土壁の最大の効果が調湿であります。

加えて、発酵土(尾上組自社生産)は室内空気の雑菌をしてくれる効果を確認してるのです。

仕上げ素材だけ自然素材を塗り、調湿効果をうたう者が多いのが残念でありますが

尾上組では、この「土壁こそが本物の調湿効果の源であることを実証していかねばならぬ

と意気込んでいます。

 

 

土壁

 

 

発酵土

 

 

土壁

 

 

もうすでに、藁は腐り、とけていますので、ここでもう一度投入します。

つなぎ、になります。

 

土壁

 

 

発酵土

 

 

土壁

 

 

こういった手間・暇を掛けながら造り上げるのも、伝統工法の特徴であり、長工期になりますが

100年先から見れば、一瞬のことでなないでしょうか・・・?

こんな感じで尾上組では、おなじみの光景です。

 

 

伝統構法

タイコ梁の造り方伝授

台風一過とはならず、蒸し暑さ継続中です。

この台風は思いのほか、被害は少ないように感じましたが、西日本大水害の経験や安部総理が

警戒を呼び掛けていた事もあったのか?

やはり準備をしていれば、被害も最小限にとどまるのかな?

想定外の災害には人間は歯が立たないけど、災害に備えることは非常に重要です。

 

さて、尾上組では、次の刻みの真っ最中です。

墨付けが大方終わり、残すは梁のみとなり、久しぶりに丸太梁をタイコにすりました。

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

不慣れなので、チェーンソーで補助しながら、チョンナ(木の上に乗っている曲がった道具)で

はつっていきます。

昔は、鉞(金太郎が担いでいるやつ)で豪快にはつっていましたが、今は製材機で一瞬に

加工できますので、そういった道具は必要ではなく、触る機会も少ないので、安全なチョンナで

やっています。

 

 

伝統工法

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

仕上にも使える道具ではありますが、やはり不慣れで見栄えが悪いので、鉋で仕上げます。

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

こんな感じで完成。

タイコにする意味として、墨付けのしやすさや、見栄えの良さ(丸太だとログに見える)などあるが

梁組の噛み合いから見ると、タイコにすった材を組む方が強靭でなないかと思います。

昔からやっていることを当たり前にやっていますが、やる意味を考えるのも重要だと思っています。

意味のないことは、昔の人もしていませんが、時代に合った伝統構法(現代道具はフル活用)を

やっていきたいと思っています。

 

工場見学大歓迎です。     090-2352-5465   尾上まで。

 

さて、名塩現場の様子です。

 

 

土壁

 

 

土壁

 

 

伝統工法

 

 

土壁

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

竹木舞が大分進んで、来月6日から荒壁(発酵土)の施工に入ります。

こちらも、見学希望者の方は、連絡ください。

100年前は当然の様にあった風景です。

 

 

 

伝統構法

風景に溶け込む伝統構法の家 上棟

灼熱の炎天下の中、また一つ伝統構法建築の棟が上がりました。

上棟の写真を順番に見てください。

 

 

石場建て

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法 石場建て

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

こんな感じで、三日を費やして、ようやく棟が上がります。

おそらく、在来工法では、屋根も壁も一日で出来るでしょうが、伝統構法はそうはいきません。

こういった手間暇をかけることで、100年先にも、どっしりと佇む事が約束できます。

今回は、伝統構法に精通した、大工仲間の応援もあり、予定よりはるかに早く出来ました。

伊藤君、初棟梁でしたが、一つのミスもなく、完璧な上棟式でした。

もう僕の出番はないかも・・・

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

 

一服

 

 

一服時のこれは、効果絶大です。

やっぱり夏は、かき氷に限りますね~~~

こんな感じで、3月までやってまーす。  興味のある方は見学してください。

 

 

自然素材

ふのりで紙巻 昔は家族総出でやってました。 現在復活中

炎天下の基礎工事が、終わりまして、仕上げ段階です。

土壁を施工するので汚れ防止と、長期工期に備えて、日焼け止の意味もあります。

クラフト紙をふのり(海藻)で巻いていきます。

 

 

伝統工法

 

 

30分ほど炊いて、ふのり(海藻)を溶かします。

程よい接着の糊が出来上がります。

それを、紙に塗って、木に巻いていきます。

この作業をする大工さんも、極めて少なくなっているでしょう。

手間がかかりますので・・・

 

伝統構法

 

 

手間をかける意味があると思っております。

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

こんな感じで、尾上組にとっては、ごく普通の光景ですが世間では絶滅しかけています。

先人の教えと、継承を使命としておりますので、簡略化ができない作業か?

そんな中で、新しい試みや、新しい木工機械などを導入しながら、出来るだけコストを抑えた

伝統工法建築の実現を日々模索しながらやっております。

 

この案件は、名塩ですが、建て方を月末から行う予定となっております。

真剣に伝統構法建築をお考えの方の見学を歓迎致します。

 

見学希望の方は、ご連絡ください。

℡   090‐2352‐5465    四代目 尾上まで。

 

 

 

伝統工法

独自製法の棚板造り

今日は、休日返上で棚板造り。

いつも通り、接着剤なしの無垢板です。

幅400㎜なので、一枚板では、反りや割れの危険があるので、二枚の剥ぎ合わせです。

 

伝統構法

 

 

出来上がりは、こんな感じ。

 

 

伝統構法

 

 

伝統工法

 

 

伝統工法

 

 

各材料に、溝を掘って堅木を差し込みます。

 

 

蜜蝋ワックス

 

 

組み込むと、蜜蝋ワックスの出番です。

この蜜蝋は、近所の養蜂家にお願いして特別に作ってもらっています。

 

 

伝統工法

 

 

このやり方は、手間がかかりますが、気に入っています。

 

 

伝統構法

 

 

4時半の、日の出。

雲一つなく、今日も暑くなりそう・・・

皆さん体には、ご自愛くださいませ。