構造となる木も、部屋の床の木も天井の木も、柱と柱をつなぐ壁面の塗り壁も、すべて自然素材。健康にこだわった素材で建てた伝統工法の家です。
玄関から家のなかに入ると、木の匂いがしてくる、そんなリラックスできる住宅です。

礎石の上に乗っているだけ。柱と礎石がピッタリくっつくと柱は自立します。


今回の石場立仕様では、礎石の上に土台を敷き並べて、より足固めを強固なものと、期待してます。

もちろん、尾上組では 「木と土の家」 なので、土壁施工

床下は、風がビュンビュンと通り抜け湿気が溜まる要素0。
底冷え防止の断熱材はウレタンを使用してます。
築100年のものを取り壊しての建て替え

300年後の大工さんに、その作りを褒めていただけると嬉しいものです。

今までお堂に感謝の意を混めてご挨拶。


四代目棟梁の手刻み。未来の大工さんに見られると思うと、力が入ります。


束(つか)は、石場建てとなる配置で。

ご覧の通り、筋交いはありません。通し貫のみで、構造を支えます。


新伝統工法(建築基準法に準じた伝統工法)。
新建材を極力避け、自然と共にたたずむ完全健康住宅。

通し地棟があるのも伝統工法の特徴です。

2Fの腰板は、やわらかく、吸湿性の高い桐材。1Fは檜材にしました。

木目がきれいなリビング・ダイニングルーム。

システムキッチン。

こだわりぬいたトイレルーム。
石場立て、土壁など本格的な伝統構法と呼ぶに相応しい建物です。

伝統構法(工法)建築です

通し貫、石場立てなどがよくわかります。

のみでホゾを刻んでおります

リビングダイニング。木のぬくもりと、洗練感のあるシステムキッチン。

木組みがダイナミックな造形は隠さずに、機能美として見せます。

広々としたトイレも木のぬくもりをふんだんに。
石の上にトンと乗っているのがよくわかる、石場立て伝統工法。本物の日本建築と呼ぶにふざわしい造りです。

日本建築 石場立て伝統工法

四寸×一寸の杉板を四枚重ね、人工的に曲線を造り、登り梁と幕板を太柄(だぼ)により合成にする。もちろんボンドは無し。小さな材で大空間を演出できる。

無垢の杉、床には地松の厚板(30ミリ) 木と土だけで構成

吹き抜け
外壁、内壁ともに本漆喰(姫路城と同じくふのりを混ぜた昔ながらの工法)を使用。
耐震壁に格子組を施工1階大広間を実現している。

腰板に桧、床には杉の厚板30ミリ。木のぬくもりを肌で感じ取れます。

六畳和室 畳は、わらどこを使用。

玄関ホール オノウエハウス自信作の格子組耐力壁。地窓からの太陽光が間接照明の効果をもたらせます。

二階洋間 地棟に梁を組み込ませ、骨太の材が家の強さを物語っています。
瓦を葺き替え外壁をモルタルから漆喰に塗り替え、門、塀すべてにいたり修復。古さを生かし、現在に蘇る。

塀の瓦を一部再利用し、環境問題に配慮。オノウエハウスは、資源を大切にします。

欄間を設け、裏縁から風景が見渡せるようになった。

ジャッキアップにより、家の傾きを本来の場所に復元。

見た目も美しい総桧の門塀(新築)。後世に向かい たくましくたたずむ。