完成見学会  開催中

 

 

石場建て伝統構法の家 津山現場完成見学会開催中です。

現在、左官仕上げが残っておりますが、4月上旬まで随時開催いたします。

自然素材、国産材(杉・桧)にこだわり10か月の時を経て堂々、完成です。

土壁と木組みが表し(化粧)となり、100年先も、どっしりと存在することを確約致します。

この期に日本の伝統構法を体験してみてください。

 

 

 

伝統構法

外壁は高千穂シラスのそとん壁

 

伝統構法

土間からの、靴脱石(280㎏)

 

伝統構法

玄関式台  桧の厚板の間に竹を差し込みました。

 

伝統構法

式台厚み弐寸

 

伝統構法

階段総檜

 

伝統構法

八寸の大黒柱

 

伝統構法 大黒柱

二丁差し

 

伝統構法  登梁

地松の登り梁

 

伝統構法  肘木

肘木と鼻栓

 

伝統構法 鼻栓

込栓・鼻栓・割栓

 

伝統構法  透かし廊下

渡り廊下

 

伝統構法

洗面台も大工の造作

 

伝統構法

ハーフユニットで上部は葉枯しの赤杉(愛知産) 入浴中も癒されます。

 

伝統構法

総檜の階段

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

常時、現場にいないので見学会は予約制とさせていただきます。

興味のある方は、  TEL 090-2352-5465  四代目 尾上まで ご連絡ください。

詳細はその際にお伝えいたします。

 

 

 

 

里山整備

昨日は自治会の事業で里山整備に参加しました。

これは国の補助事業で行われたもので、後の維持管理です。

間伐することで、人間と獣の境界線を付け、互いに生活環境を保護するのと

土砂崩れなど天災の予防に効果があるみたいです。

 

しかし、キツネやタヌキ、猪くらいは頻繁に見受けます。

夜行性か、昼間はさすがに見ませんが・・・

あと、イタチ・アライグマ・ハクビシンは屋根裏に住み着きます。

特に農作物に被害は深刻です。

 

 

DSC_1156

 

 

自然

 

 

これは猪がミミズや木の根を求めて掘り返した後だろう。

 

 

無垢

 

 

無垢」

 

 

無垢

 

 

上の写真は、たぶん猪のぬた場(体についた悪いものを洗い落とす)でしょう。

 

これは民家のすぐそばです。

そこまで来ているみたいで物騒ですが熊や猿よりはましなのか?と思いつつ・・・

 

 

伝統

 

 

珍しく、靴脱ぎ石を作ってもらいました。

設置写真は次回、投稿します。

 

 

 

またや。

またや

 

自然

 

 

 

自然 伝統構法

 

 

 

散弾銃の弾丸です。

これが出ると、削りの刃が欠けます。

また、刃を交換しないと・・・・・

 

 

鉋

 

 

仕上完了。

 

 

玄関土間の靴脱石(700×400×200)が届きました。

昔の家は、大体あった。

今は土間からの段差が少ないので少なくなってきたかな?

 

 

伝統

 

 

二人でもてると思いきや、重さは280キロ・・・

無~理~。  腰めげるー。

こりゃ4人がかりやな。

 

 

 

尼崎の家 始動

雪も解け、春に向け季節が動いているように、昼間の日差しが伝えてくれている様な気がします。

しかし、まだまだ寒いので体調管理は欠かせません。

体は資本ですからね!

いよいよ、5月の棟上げを目指して、尼崎の家の墨付け開始です。

約一年乾燥養生(もちろん自然乾燥)した材に刃物をあてると、なかなか扱いやすい。

機械乾燥とは違い、パサパサ感(耐久年数が短い)はありません。

大工道具も素直に言う事を聞いてくれて、気持ちのいい仕事が出来ています。

やっぱり自然乾燥には、これからも、こだわり続けよう。

 

 

 

伝統構法

 

 

 

自然乾燥 伝統構法

 

 

 

貫構法 伝統構法

 

 

 

無垢材 伝統構法

 

 

 

多くは岡山県産で、杉と桧。

手間暇をかけた、こだわりの伝統構法石場建ての家。

刻み風景もですが、基礎の礎石にしても、現代では極端に目にすることは珍しいでしょう。

興味のある方の工場見学大歓迎です。

090-2352-5465   尾上まで。  細部までご説明いたします。

 

 

 

 

 

 

大工仕事 終盤

今日は、この冬最大の寒波だそうです。

雪こそ積もらないものの、水たまりは凍ってつるつる。転倒済みです。

現場では、大工工事は残りわずかになり、左官工事(土中塗り)も終了しました。

 

 

伝統構法

 

 

 

伝統構法

 

 

 

伝統構法

 

 

 

そとん壁

 

 

造作家具も取付もう少し・・・

外壁はそとん壁の仕上げ待ち・・・

 

 

そとん壁

 

 

 

 

土壁

 

 

 


中塗り

 

 

上の写真は中塗りの状態(わかりにくいですが)

4月までに乾いてくれるか・・・?

気温も上がらないと、そとん壁同様仕上げが出来ない。

自然素材は、自然との調和が大事という事か・・・

3月の完成見学会が延期の確立が出てきましたが、いつでも見学できます。

興味のある方は、  TEL 090-2352-5465  尾上まで。

現場の隅々まで解説いたします。

 

 

発酵土作り

今年は、寒さ爆発しています。

福﨑でも、15センチの積雪です。

久しぶりに、チェーンを装着する羽目に・・・

 

そんな中、尾上組の土壁プールでは二回目の藁(トラック一台分)投入。

 

 

発酵土

 

 

土壁

 

 

僕のところは、重機がありますので、難なく練れますが、昔は足で踏み踏み・踏み踏み・踏み踏み

結構、大変な作業です。

ここは文明の力を拝借。

 

 

藁を入れ、水を張って発酵させますと、荒壁土は粘りを持ち、強度を上げ、空気浄化性能もUP.

室内環境の改善(リフォームきずり塗)にも、使えるでしょう。

新建材で覆われた家では、長年経つと、有害な物質が放散される可能性があり

室内空気を汚し、人体に影響を及ぼすことは、確認されています。

それを、解消しようと、☆☆☆☆を付けた化学物質で改善したつもりの、世の中?

木と土で造る伝統構法の家・尾上組はオール自然素材で造り上げることを提案し、100年後も健康に

住まえる住宅を推奨いたします。

 

 

 

そとん壁

 

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

伝統構法

 

 

上の写真は、津山現場の様子です。

大工仕事は間もなく終了し、左官屋さんとバトンタッチいたします。

完成見学会を予定していますので、興味のある方は、是非参加ください。

本物の日本建築であることを証明しています。

 

 

 

 

 

初仕事

新年明けましておめでとうございます。

新年、初仕事はロフト手摺りの造作・・・

 

 

伝統

 

 

鉋

 

 

取付け完成写真撮るの忘れました。

次回、アップ致します。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

造作工事

今年も、もう12月・・・・・

つい、この前まで、強烈に暑かった夏だった気がしますが、もう12月です。

今年は、尾上組100周年祭を盛大に開催でき、これから先へ向かい更なる発展を意識した年になりました。

伝統構法建築をやっている以上100年やそこらで終わっているようじゃ、言い訳が立ちません。

ますますの精進を重ねていきます。

現在の近況報告  津山現場の造作工事

 

伝統構法

 

 

この庇は、新潟の大工さんをまねしました。

その大工さんのセンスには脱帽でしたので・・・

 

自然素材

 

 

外壁には、土壁+羊毛断熱材(ウールブレス)

 

 

竿縁天井

 

久しぶりの竿縁天井  竿も杉でやった方が良かったか?

 

 

天然素材断熱材

 

 

床下断熱も羊毛断熱材(ウールブレス)

 

 

電磁波対策

 

今回は、初施工 電磁波対策。

目に見えないもので、よくわからないけど室内環境が良くなるらしい。

さあ、もうすぐ新年 今年もはやっかった。

来年も尾上組を、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

里山整備

12月に入り、秋を感じないまま冬に突入って感じ?

今日は、今年一番の冷え込み。

気温零度     足元が痛寒い・・・

異常な暑さの夏  あの暑さに比べると、このくらい寒い方が僕にとっては良い。

さて   最近も地震が多発し、各地で被害が懸念されています。

地震だけでなく、豪雨による地滑り等、天災に備え里山整備事業が、うちの村でも行われました。

山に入らなくなって、山林は荒れ放題。

木を間伐することで、猛獣(獅子・鹿・猿・熊)を寄せ付けない効果も・・・

人間と動物の境界線になそうです。

 

伝統構法

 

 

伝統

 

 

伝統

 

 

伝統

 

そんな中、また力強い杉 発見

急斜面に立っているのでこの曲り。

強烈な生命力を感じます。

こんな木を、生かしたい。

無理に伐る必要はないが、伐って使ってみたい衝動にかられます。職業病かね?

 

 

伝統

 

 

このコブ何?

壁土

壁土の補充しました。

壁土は、隣町の加西市にある、建材やさんから仕入れています。

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しかし、この建材屋も壁土は売れないそうです。

そもそも、壁土の製造販売で事業を成り立たせることは現代では不可能です。

それはそうです。土壁の家は絶滅寸前と言っても良いくらいではないでしょうか?

尾上組が土にこだわるのは、やはり健康に過ごせるからであり、防火性・消臭効果・室内空気浄化・湿度調整機能など

四季のある日本には、土壁が最適であると考えているかです。

手間暇のかかる作業で、現代建築の様に短期間では建てられないですが、価値のある家になることは確信しています。

しかも、発酵土ですので、空気中の菌を殺菌してくれるのです。

自然素材の力は計り知れないものがあります。

どんな近未来になろうとも、この土壁の文化は尾上組が守って行く覚悟です。