福崎現場の大工仕事も概ね終わりです。
最後に和室廻りの敷居を入れて現場を離れる予定。
洋室の場合はこのような敷居は入れませんが昔ながらの田の字(和室四部屋つずき)なのでこの形に
なりました。柱に溝を掘って真ん中にホソを打ちクサビで締め付けています。
これで、浮き上がったり垂れ下がったりしません。
鴨居や敷居は建具が走りますので水平(鴨居は百分の一ほどの吊り上げ)でなければいけません。
しかし、長い年月で木が痩せたり反ったりするのは致し方なくそんな場合は手直しいたしております。
床なども無垢材なので同じことでボンドを使用しないとなると、床鳴りが起こる可能性が出てきます。
接着剤を使わない信念からの事であります。
在来工法の現代建築は、新建材と接着剤を惜しげもなく使っておりますので不健康だと感じませんか?
素材にこだわるなら施工の仕方も考えなければ自然素材が生かされません。
現場見学大歓迎ですので、お問い合わせください。 要予約 ℡ 090-2352-5465 尾上 結希