竹木舞がほぼ完成し、電気配線待ちで、いよいよ荒壁付けになります。
尾上組では、荒壁土は、できるだけ長い期間発酵させます。
この発酵させる事で土は固くなり、空気中の雑菌を殺菌する効果が出ます。
そのほか、耐火性能もグンと上がるのです。
そんなことを、先人たちは分かってやっていたのでしょう。
発酵させるには、定期的に藁を入れ掻き混ぜなければいけません。
今でこそ重機で簡単にやれますが昔は手で・足で練っていたのでしょう。
予想以上に大変なことです。
もう一度、水を張って出番が来るまで待機。
しっかり、雨水も利用します。
創業100周年記念感謝イベントのおしらせ。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。