今年も寒さがピークでしょうか?
外仕事は、寒さとも戦いです。
現在、二部屋ほどの、石場立伝統構法で、建築中です。
いつ建てても、かけや(木槌)でたたく音は、良い音色です。
コンコンと部材が競り合い込栓を打ち込むことで、ピッタリと吸いつけ合う。
伝統技法の精密さと、見た目の美しさは、作り手側も、納得です。
自然のものをごく自然に、木組みを多用し、構築していく伝統構法。
大工にとっても、棟上げは、仕事で一番緊張する工程ではないでしょうか?
しっかりと棟が収まったときの安堵感は、格別です。
次回、棟上げは、4月に予定しています。刻み加工が始まりです。