上棟 屋根仕事が終わり、壁下地(竹木舞)が始まりました。
最近は、5時には暗くなってしまいますから、投光器の出番。
外から見ると、ライトアップのようで木組みが浮き出て、イケてませんか?
住宅街では、こんな壁下地をかくような物件は、まず無いでしょう。
田舎でさえ、土壁は、絶滅しかけています。ほんの、半世紀前までは、ごく当たり前の光景だったのですが・・
土壁の効果
① 梅雨時のいやな湿気を除去(乾燥時期は放出)
② 室内空気の浄化
③ 断熱(塗り厚60mm~80mm)
④ 耐火(1,000度)
⑤ 蓄熱
⑥ 美観の良さ(真壁造りは日本の伝統文化)
伝統構法建築には、欠かせないものです。特に播磨地方では。
木と土の家・尾上組では土にもこだわり、土壁プールで土を寝かせます。
寝かすことで、藁が腐りつなぎの役割をし、土壁に粘りを持たしています。
ゆっくり・ぼちぼちの建築ですが、その分手間暇をかけ、しっかりした家になります。
工期 最低半年ですが、しばしお待ちください。
そもそも、家つくりは焦るものではないと考えています。