刻み 中盤

梅雨が明け、夏本番となりました。

伝統構法の刻みは複雑な加工にするので、仕口も多く、変形の危険性も否めない。

大工友達に教えてもらった仕口変形の保護としてラッピングをしています。

 

刻み

左は大黒柱   梁に負けないボリューム

 

刻み

 

 

伝統構法

 

 

これが効果大なのです。

材料は、風に当たれば歪むという事で、ラップです。こんなものは、冷蔵庫の中でしか拝見していなせんでしたが、こんな使い方があったとは・・・

先人大工の教えにはなかった、現代大工の知恵です。考えた人天才。

これをすることで、歪みは格段に低減できています。

 

伝統構法

 

 

歪み補正という事で、曲げたい方向に、重しを載せて調整中です。

上手く曲がればいいけどな・・・

 

 

無垢材

 

兵庫産の杉   目細の良い材(無節)が入りました。

現在養生中ですが、割れが入らないか心配です。

 

 

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

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One Comment

  1. 尾上組様宛
    尾上結希様
    古材文化の会の村上忠孝です。

    先日10月22日は津山の伝統工法の現場を
    見学させて頂きありがとう、ございました。
    素晴らしい、日本が誇る伝統工法を見させて頂き
    ネパールからの二人の研修生も大変、勉強になったと
    興奮していました。

    今後ともネパールの地震復興支援にお力を貸して下さいませ。
    宜しくお願いします。

村上忠孝(むらかみ ただよし) へ返信する コメントをキャンセル

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