礎石

尼崎現場の礎石が届きました。

 

 

石場立

 

 

石場立

 

試行錯誤しながら、この形状にしています。

玉石をスライスして天端を出しています。

 

 

 

 

 

石場立

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石場立て伝統構法建築では、コンクリートの立上げ基礎がなく礎石の上に乗っているだけ。

建物と地面は拘束されておらず、地震時には限界まで耐えた後、建物が礎石の上で動き出す。

これこそが、伝統構法の真髄、石場建ての免震になる訳でございます。

 

 

石場立

 

 

石場立

 

 

一見、自由すぎて、大丈夫かなと思われるかもしれないが、石場建ての免震効果は、古い歴史が

実証してくれています。

尾上組では、この構法が世界に誇れる建築工法であると確信し、これからも推し進めていこうと

企んでおります。

 

 

 

 

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