棟上げから、三週間 ようやく竹木舞(土壁下地)まで出来ました。
今では極端に土壁を施工することが減り、省エネ住宅などと高気密な家が支流になっていますが
尾上組は、時代の波に逆らいながら頑なに木と土で造る伝統構法の家を建てています。
気密性・断熱性を上げて息苦しい家にならないのでしょうか?
と、いつも疑問を抱いています。室内空気はどうなのでしょうか?健康に住めるのでしょうか?
2020年には、省エネ法が完全施行されるそうで、僕たちがやっている伝統構法にも、あてはめられれば
不必要なことをせざるを得ない状況に追いやられます。何より住み手が求めていません。
土に帰らないもので造って、省エネ住宅って言ってしまうのか?
30年後には、ほとんど産業廃棄物になっちゃうんじゃない?・・・・・・・
悲しい世の中になっていくんだね。 見直すべきではないのかな?
なんて思っております。