今日は、四国高知県まで材木の市場へ、買い出しです。
材種は、99%が、桧でほとんどが造作材でした。
最近は、こういった無垢の材料は、とんとでなくなったと聞きます。
機械化に押され無垢の木を扱える職人(大工)は、どんどん減ってきている。
また、建築のあり方も良い材は必要とされず安価な材が出回ります。
それもそのはずで、構造材を覆い隠してしまう。そんな建築ばかりだからです。
長寿命な建築を目指すなら、やはり材料にはこだわる必要が出てきます。
無垢の材には、大自然の力が、つまっています。何十年とたっても、鉋を一回かけると
木の香りが、出てきて、傷がいっても、たくましささえ漂わしてくれます。
新建材では、味わえない感覚です。
しかし、町の材木店もどんどん姿を、消しつつあります。
物流の根本の、こういった市場から元気にならないことには、活気つきません。
僕たち伝統を愛し、また受け継ぐ使命を背負っている者も、今のこういった現状を
なんとか、打破しなければと悪戦苦闘の最中です。
オノウエハウスでは、木の魅力を伝えたく、小規模ながら年に1・2回、木の見える家の
見学会をしてきています。
その際には、掲示さしていただきます。ぜひ御、来場ください。