木は、確かに腐る!!!
しかし、腐り方にも特徴があります。
近年は、基礎下にコンクリート杭を打ち地盤を支える地盤改良がよくありますが、
昔は、そんなものは、ありません。
しかし、大きな擁壁などを取り壊すと、基礎下から、杭が出てきます。
コンクリートのない時代に杭です。 木杭です。
木は、腐ります。では、なぜ、木杭なのでしょうか?
ここで、先人たちは、木の特徴を利用したんです。
確かに木は、腐りやすいが、ずっと水につかっていると腐らない!
基礎下は、水気が多く水につかった状態だから腐らない。
水ぬれ・乾燥をくり返すことで腐食が進むんです。
それがよくわかることが、ありました。
見て分かるように、腐っているのは、地面に近いところです。
それは、水濡れ・乾燥を繰り返した証です。
しかし、これはあくまでも無垢材だから、こうして耐えたのです。
集成材では、不可能です。
ますます、無垢材が、頼もしくなりました。