大工になりたいという、若い方、尾上組で、仕事を覚えませんか?
伝統的な大工仕事を覚えるには、少なくても5年は、かかります。
楽な修行ではありませんが、伝統的な建築が途絶えないよう技術を継承していかなければ
いけません。
やってやろうという方、お待ちいたしております。
℡090-2352-5465 四代目 尾上 結希
大工になりたいという、若い方、尾上組で、仕事を覚えませんか?
伝統的な大工仕事を覚えるには、少なくても5年は、かかります。
楽な修行ではありませんが、伝統的な建築が途絶えないよう技術を継承していかなければ
いけません。
やってやろうという方、お待ちいたしております。
℡090-2352-5465 四代目 尾上 結希
連日、猛暑で大変です。
屋根のある場所で助かりますが、この暑さはこたえますね。
毎年、年が立つごとに、暑くなってきて暑さで亡くなる人も出て気を付けないといけませんね。
さて今は、作業場で、刻み加工の最中です。
この継手は、今回新たに採用しました。金輪継です。
金輪のほうが(追っかけより)、しっかりしている感じがしています。
家を建てるには、一本もんばかりでは、いきません。
当然こういった継手をしていかなければいけません。プレカットに頼っていては
こういった技術は、鈍ってしまいます。プレカットが悪いとは思いませんが、やはり
コンピューターには感じない加減ができるのも、人間(手造り)の良さであります。
伝統構法は、ボルト・金物を使用しないため材料の目利きが必要となります。
無垢材は、そったり、伸びたりちちんだり。こんな材を適材適所に配置するんです。
プレカット加工では、この作業は、可能でしょうか?
オノウエハウスは、伝統的な技術を継承し、プレカットに負けない絶対の自信を持ち
日頃の仕事に打ち込んでおります。
大工仕事の醍醐味は、刻み(建前までの作業)ですが、いったい何人の大工が刻みができますか?
オノウエハウスは、若い大工を募集します。
伝統構法の家(大工の建てる家)が、広まるのを期待して・・・
今年も尾上組の農業部の季節が来ました。
尾上組は、兼業で農業をしております。
米だけですが、農業は、大変だけれども収穫もあり魅力があります。
最近では、米の値段が下がってしまい米農家は大きな打撃を受け、農地を手放す人も増えています。
たしかに、少々の作付では、作るより買った方が、ずいぶんと安いでしょうか?
1年中、草を刈ったり、耕したり暑い時期は、非常に大変です。
しかし、尾上組の米つくりは、完全無農薬なので、安心して食べれます。
TTP参加などと言って、政府は、外国産の作物を安く日本国内で、流通させようとしていますが
そうなると、国産の米の値段もまた下がってしまうのでしょうか?
国産米は、味もさることながら、安心して食べれますので地産地消で消費したいものです。
木は、確かに腐る!!!
しかし、腐り方にも特徴があります。
近年は、基礎下にコンクリート杭を打ち地盤を支える地盤改良がよくありますが、
昔は、そんなものは、ありません。
しかし、大きな擁壁などを取り壊すと、基礎下から、杭が出てきます。
コンクリートのない時代に杭です。 木杭です。
木は、腐ります。では、なぜ、木杭なのでしょうか?
ここで、先人たちは、木の特徴を利用したんです。
確かに木は、腐りやすいが、ずっと水につかっていると腐らない!
基礎下は、水気が多く水につかった状態だから腐らない。
水ぬれ・乾燥をくり返すことで腐食が進むんです。
それがよくわかることが、ありました。
見て分かるように、腐っているのは、地面に近いところです。
それは、水濡れ・乾燥を繰り返した証です。
しかし、これはあくまでも無垢材だから、こうして耐えたのです。
集成材では、不可能です。
ますます、無垢材が、頼もしくなりました。
耐震診断に行きました。
最近、頻繁に全国各地で大きな地震が起きております。
日本は地震大国と呼ばれ、昔から地震による被害に悩まされてきました。
最近では、いろいろな工法で地震に対して耐える家が、開発されています。
しかし、既存する建物はどう対応するのか?
まず、耐震診断です。
簡易診断も悪くないのですが、動的耐震診断(実際に加振)がもっとも有効です。
これは、建物に小さな振動をを与えて、どのくらい変位するのか?測定できます。
1000分1ミリという制度で計測します。
この計測により建物の硬さ・バランスが、判別できます。
これがわかれば、耐震改修がスムーズになり、最適(余計な改修無く)工事となります。
また、改修後にも計測することで、改修前・改修後の比較ができます。
安心というのは、こういう事ではないですか?
いつ来るかわからない地震に備えてください。
先日、地元の地域交流広場の竣工式に参加してきました。
これは、県の補助事業で、地域の交流を目的として、建てられたものです。
東北の地震以降、家族・地域などの絆が見直されています。
この建物もその趣旨が盛り込まれています。
オノウエハウスとしても、こういった地域の財産となる、また地域交流のできる場を提供する
ことは非常に誇らしいことです。
今回は、工期・予算的に土壁は施工していませんが、内部は、無垢材で統一しました。
天井には、大きな梁をかけ、床は桜の寄せ木・壁は珪藻土を塗っております。
当初の計画では、プレハブ仕様だったのですが、是非オノウエハウス仕様でという事で
ここに至りました。プレハブはあくまでもプレハブですから。
最後にアトラクションとしまして、南京玉簾の公演がありました。
伝統を重んじるオノウエハウスは、南京玉簾も同様に伝統文化継承に携わっていきます。
無垢材の習性をお伝えします。
これは、職人にとって、厄介な難題です。
無垢材は、乾燥の過程でそりやむくりが、発生します。
御覧のように、材がむくれあがっているのが、よくわかると思います。
この材は、欅(ケヤキ)です。
無垢材の中でも、特に癖がありますが、乾燥養生に手を抜くとこの有様です。
うすく製材するほど、そり・むくりが大きくなりますが、この変形を少しでも少なくしたいです。
よく昔は、大黒柱にこのケヤキ材を使っていました。
性の悪い材になると、家ごと傾けてしまうほどの力があります。
しかし、これも利点と考えると活躍の場所がたくさんあります。
大工職人は、こういった難題を楽しむくらいにならないといけません。
伝統構法でいえを建てるとなれば、避けて通れない問題ですから。