100周年記念祭 

去る11月6日に尾上組100周年記念感謝祭が盛況にて終了いたしました。

寒風が吹き寒い一日でしたが、お越しいただいたお客様に感謝です。  ありがとうございました。

100年もの長きにわたり、事業をやってこられたのも、皆様のご理解があってこそと関係者

を代表いたしましてお礼申し上げます。

しかし、尾上組は「300年住宅」と宣言している以上100年で途絶える訳にはいきません。

ここから先、100年いや200年と継承していかなければ、行けない使命を感じています。

日本建築の本物の素晴らしさを皆さんにお見せできる様、精進いたす覚悟でおります。

どうぞこれからも尾上組をよろしくお願いいたします。

壁塗り体験

 

 

漆喰塗り体験

 

 

 

のこぎり

 

 

 

のこぎりタイムアタック

 

 

鉋かけ

 

 

鉋体験

 

 

腐植土

 

 

木と土の家に欠かせない発酵土

 

ミサイルマン

  吉本興業からミサイルマンさんにお越しいただき会場を盛り上げていただきました。

多くの人にお祝いの言葉をいただき誠にありがとうございました。

まだまだ、若輩者でございますので今までと変わらぬご指導よろしくお願いいたします。

高機能な壁「荒壁土」

竹木舞がほぼ完成し、電気配線待ちで、いよいよ荒壁付けになります。

竹木舞

 

 

 

尾上組では、荒壁土は、できるだけ長い期間発酵させます。

この発酵させる事で土は固くなり、空気中の雑菌を殺菌する効果が出ます。

そのほか、耐火性能もグンと上がるのです。

そんなことを、先人たちは分かってやっていたのでしょう。

発酵させるには、定期的に藁を入れ掻き混ぜなければいけません。

今でこそ重機で簡単にやれますが昔は手で・足で練っていたのでしょう。

予想以上に大変なことです。

土壁

土壁

土壁

もう一度、水を張って出番が来るまで待機。

土壁

しっかり、雨水も利用します。

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントのおしらせ。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

石場建てにて上棟しました。

「築」のメンバーに助けてもらい、上棟しました。

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今回は、初めて置き屋根を実践できました。

夏は最高に効果発揮してくれると思います。

寒さ対策には、200㎜のウールで対応しています。

木の香りのする伝統構法建築、見学できます。

TEL  090-2352-5465 尾上まで。

現場は、岡山県津山市です。

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントのおしらせ。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

恒例

今年も恒例の秋祭り屋台が到着

今年は、脇棒・四本柱・電飾・台車が新調されましたので格段ときれいになってます。

 

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尾上組に来るのは、本宮の最後でお宮さんに戻る前になりますので、日が落ち冷えてきます。

そこで今年は、あったかい汁物(肉うどん)を振舞いました。

 

 

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小さい村なのですが、この日は普段あまり出会う機会のない人ともお話したり、酒を飲んだり。

この終わりのない、恒例行事で地域のつながりが密になり、希薄な時代を乗り越えていきます。

「遠くの親戚よりなんとか。」ってやつです。

 

この週末も各地で執り行われる模様ですが、怪我の無いことを願います。

 

 

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントのおしらせ。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

収穫

先程、秋の収穫(稲刈り)が終了。

半分だけど・・・

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コンバインが

コンバインが

コンバインが

途中で止まってしまいました。

機械に頼るご時世

コンバイン(稲刈り機)が止まってしまうと人間にすることは皆無

つくづく思う

昔の人は偉かった。

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復活   再開

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無事終了。

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懐かしいもの発見。

小学生のころ、よく歩いた水道管

この細い上を歩くのが結構楽しかったです。

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これでご飯一膳分(御茶碗一杯)

今年は、雨のせいか、稲刈り時期が大幅に遅れています。

例年だと、祭の遥か前に済んでいることが、まだ半分。

というよりも、収穫が速くなってきた。  というのが 本当のとこでしょう。

秋祭りは、収穫祭であり、多くは米の豊作を祈念して、執り行われたと聞きます。

という事は、秋祭りの後に稲刈りというはずだったのです。

なぜかしら、温暖化の影響もあるのか?米の育ちと地域の環境がずれている。

九州で取れたコメが兵庫でもうまく育つ。これは九州の環境に近くなったという証なのでしょう。

すなわち、暑くなったという事。単純には言えないかと思いますが、概ねそうではないか?

そんな事を考えると、地球は暑くなっている(特に人間の生活圏)。

何か難しくなってきたので、今日の成果。

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手摺りの取付。

既成の丸棒を使えばブラケット(取付け金具)があるので、楽なのですが、なぜか手造りをしたがる大工。

僕の友達はみんなそうです。

やった仕事を、残したいのです。

既成の品を使えば、やった感がない。

つまり、不満足なんです。

しかし、施主さんから、太過ぎとの指摘。

適格。

確かにそう思う。そう思いながら造りました。

というもの、これ以上、細くできない(取付が不安定で手摺りの用途に欠ける)と考えたから・・・

でももっと、期待に応えれたはず。と反省中です。

「反省はサルでもする。」

誰かに言われそう。

もう一軒は、鏡の取付。

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こんな感じに出来上がりました。

 

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催のおしらせ。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

外構工事

 

先日、施主さんから、外構工事が完成したと写真と共にご連絡いただきました。

植栽が施され、玄関が引き締まった印象を受けました。

季節と共に、変化していく植栽の表情も、楽しんでください。

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今まで、さほど外構工事を気にしたことはなかったのですが、最近、造園やさんと話す機会があったこともあり庭造りも重要だと感じています。

植栽一本にしても、各家家で、選択するものも変わってきますし、植栽が終わった時が完成ではなく、始まりと言うのを聞き、建築工事(伝統構法)と共感できます。

僕もよく言うのですが、我々、伝統大工が建てる伝統構法の家は竣工すれば終わりではなく、これからのお付き合いの方が、はるかに長いですので。 と

僕が生涯、どれ程の施主さんと巡り合えるかわかりませんが、こういったお付き合いを増やせて行けたら幸いです。

今後ともよろしくお願いします。

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

紙巻作業

紙巻作業の真っ最中です。

土壁の家は工期が長いので、木を保護するために 、養生紙を貼ります。

糊は、昔ながらの、ふのりです。

ふのりというのは、海藻でできたものでこれを探すのも、だんだん困難になってきました。

漆喰に入れたりもします。

昔は、子供に飲ませて、虫下しをしていたみたいです。

 

 

 

 

伝統

 

 

 

 

伝統

 

 

 

伝統構法は構造表しと言って構造材すべてが見えますので、紙巻も全部の部材に必要になります。

子供のころに手伝っていたことを思い出します。

伝統

これで、材料が日焼けしないし汚れも付きません。

これが終われば、棟上げを待つのみ・・・

 

 

  

 
尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

姫路ドリームフェスタ2016

先日の9月3、4日に開催された姫路ドリームフェスタ2016に参加してきました。

去年発足した、「築」KIZUKI(伝統大工集団)での参加です。

当日は、台風の接近が危惧され天気を心配してましたが、なんのその両日カンカン照りでした。

お客さんは、予想より少なく感じました。

しかし、「築」の大工たちが、鉋で、ひらひらの鉋屑(鉋花)を出せば、人だかりが出来ます。

築

 

 

 

築

 

 

興味津々な表情で、 ワー の歓声

気持ちよさそうに、大工たちは、鉋花を出します。

やってみますか?の問いかけに、嬉しそうにうなずき、鉋を手に、いざ挑戦

そうは簡単にはいきません。

何度も何度も、朝鮮しますが、大工と同じ鉋花は出ません。

そりゃそうです。

ここに集まる大工は、昔ながらの大工道具を使いこなし、若手といえども、ハイレベルの技術を習得しているのです。

一般の方と同じでは、メンツがたたぬ。

何年・何十年と、大工道具を手入れし、ここまで来ているんです。

築

築

しかし、そんなことはどうだって良い。

とにかく、本物の木(無垢)に触れ、香りをかぎ

何かを感じてもらえば、それで良い。

との思いです。

集成材では、この香は出ません。

逆な、悪いものが出そうな気がします。

しかも、集成材の方が価格が上ですよ。

そんなものを使いますか?

強度が強い?

最初だけだよ。

そのうち、悪臭を放ち、有害なものも出てくるはず。

その家に何年住むんだ?

僕たちの造る家は本物だよ。

築

伝統構法というのは技術だけではなく、何で造るかも含めて重要です。

生きた材を使わなければ、その先はありません。

この思いは、共有しています。

伝統構法を未来へ・・・

 

 

 

 
尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

祭り屋台修理

夏も終わりに近づき早くも秋祭りの準備。

福崎町では、30台余りの屋台が宵宮・本宮と町中を練り歩きます。

宮は、四つに分かれ、それぞれで盛大に執り行われています。

年を増すごとに、派手になり、盛り上がりを見せ、地域が生き生きとします。

全国各地で、有名な祭りはあるものの、やはり地元の祭りとなれば、住民は誇りを持ち躍動します。

そんな練り子の想いを、うちの村では消防団が一手に担い運行します。

かなり古くなった西大貫屋台もここで一回、入院となりました。

治療ヶ所は、四本柱・脇棒・布団の取替です。

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来る秋祭りには、この生まれ変わった屋台に大勢の氏子が群がり酒を飲み語り合う姿を思い浮かべて蔵に返却します。

そもそも、この秋祭りは、播州地方では米の豊作を祈念して執り行われてきました。

しかし時期がずれ、米の収穫が早くなったせいで収穫の後に祈念祭と、ちょっとおかしいような・・・

まあでも、農家の人は、ほとんどいませんので・・・

地域創生が声高に言われる中、こういった地元の行事は、未来永劫に残ってほしいものです。

皆さんの町でも、怪我なく盛大にお祭りが盛り上がることを祈念します。

 

 

 

 

 

 

 尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。

台風接近中

 

ただいま、関東地方に台風接近中です。

今年はまだ上陸はないようですが、これは来そうです。

関西圏は、関係なさそうですが、いつ来るかわかりませんのでご注意ください。

我が家を見渡せば、前から気になっていた木が「ゆらゆら」

新築当時(14年前)に自治会から配られたものです。

当時は、膝までしかなかったのですが、この十数年で二階の屋根まで伸びました。

何の世話もしてないのに、しっかり根を生やし逞しいものです。

 

 

無垢

 

 強風が吹けば、壁にぶつかりそうになるまで、揺れますので、ここで一回、散髪(剪定)をします。

外は青々と、生い茂っていますが、中の日が届かないところは、茶色く、枯れています。

 やはり、お日様のパワー(恵み)が必須なのです。

全く山林と同じです。

 山にも、散髪(間引き)が必要なのです。

日本の国土のほとんどが山にもかかわらず、林業は衰退し、山に入らなくなりました。

 安価な外材に押され、国産の木材は出番を失ってしまっています。

 「宝の持ち腐れ」とはこの事でしょう。

 

 

 剪定

一時間ほどで、ずいぶんすっきりいたしました。

帰ってきた、奥さんと子供のつぶやき

「ハゲチャビン」

たしかに・・・

ど素人なもので・・・

少し罪悪感が残りますが、また大きくなってください。

次回は上手くやりますよ。

猛暑が続いていますので、あんず(トイプ)の散歩は早朝五時。

写真 2

早朝でも、もう暑いですが、気分はいいものです。

家の周りは、たんぼばかりなのですが、道端にひまわりが伸びていました。

ひまわり

朝日を待っています。  たぶん。

みんな同じ方向(東空)を向いて・・・

なんか愛おしい。

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最近、鼻が、おかしいと思えば、稲穂が出てました。

僕、情けないことに、稲の花粉症なのです。

その他もろもろ、持っています。

兼業農家なもので職業柄、結構致命的です。

尾上組100
創業100周年記念感謝イベントの開催が決まりました。
当日は、伝統構法のミニチュアモデルの展示や、実際の上棟の様子をビデオで上映し、大工の職人がその建築の特徴などについてご説明します。
また、ミサイルマンさんをゲストにお招きしてのお笑いショーや、尾上組ならではの木組みパズルのタイムアタック競技などを行い、来場者の方に楽しんでいただこうと思います。
飲食コーナーなども設置しておりますので、どうぞご期待下さい。