石場建て伝統構法
延べ床面積35坪
屋根 淡路産いぶし瓦
外壁 砂漆喰
内壁 土壁+漆喰塗(一部土中塗り仕上げ)
天井・床 杉
構造材 檜・杉
石場建て伝統構法
延べ床面積35坪
屋根 淡路産いぶし瓦
外壁 砂漆喰
内壁 土壁+漆喰塗(一部土中塗り仕上げ)
天井・床 杉
構造材 檜・杉
大きな土間は、将来かまどを置けるように設計しました。
中心には、八寸の大黒柱が存在感を与えてきます。
薪ストーブが間に合っていませんが
間もなく、燃費のいい薪ストーブが
設置されます。
木組みと珪藻土で造られていますので
室内空気は新鮮そのものです。
これこそが、気候風土に合った建築です。
大きな座卓は幅70㎝の地松
100年後も使ってもらいたいものです。
ハーフユニット採用の赤杉の香る癒しのお風呂
珪藻土にくるまれたトイレには栗の違い棚と杉のカウンター手洗い。
キッチンは、無垢の桧で造ったオーダーキッチン
四代目初めての試み 置き屋根
夏をいかほど快適に過ごせるか?興味津々。
吹き抜けには、子供さんの勉強机。
最後に、大きな蓄熱型薪ストーブが迫力の存在感で迎えてくれます。
礎石の上に乗っているだけ。柱と礎石がピッタリくっつくと柱は自立します。
今回の石場立仕様では、礎石の上に土台を敷き並べて、より足固めを強固なものと、期待してます。
もちろん、尾上組では 「木と土の家」 なので、土壁施工
床下は、風がビュンビュンと通り抜け湿気が溜まる要素0。
底冷え防止の断熱材はウレタンを使用してます。
築100年のものを取り壊しての建て替え
300年後の大工さんに、その作りを褒めていただけると嬉しいものです。
今までお堂に感謝の意を混めてご挨拶。
四代目棟梁の手刻み。未来の大工さんに見られると思うと、力が入ります。
束(つか)は、石場建てとなる配置で。
ご覧の通り、筋交いはありません。通し貫のみで、構造を支えます。