先日、加古川で伝統工法の構造見学会を開きました。
構造に興味のある人は、極端に少ないのでしょうか?
現在の住宅は、構造(骨組み)は仕上がってしまえば、ほとんど見ることは出来ません。
まして引渡しまで拝見できないような住宅会社では、構造(骨組み)に、どんな材料(木材)が使われているのか
わからないでしょう?
オノウエハウスは、この構造(骨組み)こそが重要で、言わば棟上(上棟式)までの<刻み>(手刻み)での仕事
こそが大工の仕事と考えている。
近年では、プレカット加工(コンピューターによるオートメーション加工)が支流で職人の手が掛からない
ようになりつつあります。
プレカットでは、マニュアル以外のことは、出来にくく、まして伝統工法建築の刻みなどできるはずは
ありません。
オノウエハウスは、この刻みの工程に2~3ヶ月は、掛かります。これだけの手間をかけてこそ伝統工法
(頑丈な家)が誕生するのです。 ちなみにプレカット加工では、1日でしてしまうそうです。
迫力満点9寸の地棟
オノウエハウス独自の耐力壁
みなさんも、住宅の構造に1度興味を持っていただけたら、また家の見方が変わると思います。それから
どのような家を建てるのか考えてみるのも良いと思います。