木は、非常に対応年数が長く、日本建築は木造が適しているのですが、
木材にも、短所があります。
・湿気に弱い
・虫害を受けやすい
・燃える
住宅を維持していくには、こういった課題をクリアしていかなければいけませ
ん。
火災には、土壁で対応できます。
シロアリなど虫害を防ぐには、やはり風通しを良くし湿気をためないことです。
先日、修繕の依頼がありました。
床下にもぐってみると、柱の根元が湿気により腐食して3ミリ程沈下してます。
比較的、早く発見できたのですが、これをほっておいては、沈下は進行するばか
りです。
そこで今回の案件では、まず柱の根継をして、換気をするための換気口を
設けることとしています。
家を維持していくには、やはりこのような状況に対応していかなければ
いけません。
床下だけでなく、雨漏り・水漏れなど、異常を早く発見し、修繕すること
が、必要です。
言うまでもなく、家は大切な財産です。
注意深く、この大切な財産を観察してみてください。