先日、小雨の降る中でしたが、日本古来の石場立て伝統工法で建前をしてきました。
近所の、お堂です。
基礎は、柱の下には延石。
束の下には束石。
日本建築の真髄 地震が来ても石の上ですべり免震効果を発揮します。
地震大国の日本では、昔は皆この石場立て工法だったのです。
オノウエハウスは、この石場立て伝統工法建築を継承する数少ない工務店です。
伝統工法は、筋違を入れないため、貫や足固めなど仕口を多用します。
もっとも足固めこそが重要と私は、考えます。
今回初めて採用した足固めです。
長年にわたり地震・台風など災害に耐えるには,こういう工夫が必要です。
伝統工法建築は構造を表しとするため、柱・梁・垂木・鴨居など大工仕事が
随所に出てきます。今回は、総桧造りで見た目も非常に美しいです。
今月中には,仕上がる予定です。