facebookで、見かけた記事
腐敗環境の違いか?・・・・
雑菌、病原菌、害虫は死んだ物しか食べないらしい。
何故家がすぐ腐れるのか?
人が病気になりやすくなるのか?
環境で決まると思われます。
と、書き込まれています。
自然素材の持つ「未知なる力」でしょう・・・
F☆☆☆☆なんて自慢げに言ってる人達、意識改革の時期が来てるぞ!
具体的には分からないが、これが現実である。
やっぱり、新建材を使うのはやめよう・・・
facebookで、見かけた記事
腐敗環境の違いか?・・・・
雑菌、病原菌、害虫は死んだ物しか食べないらしい。
何故家がすぐ腐れるのか?
人が病気になりやすくなるのか?
環境で決まると思われます。
と、書き込まれています。
自然素材の持つ「未知なる力」でしょう・・・
F☆☆☆☆なんて自慢げに言ってる人達、意識改革の時期が来てるぞ!
具体的には分からないが、これが現実である。
やっぱり、新建材を使うのはやめよう・・・
最近は、静岡にある家具屋(久和屋)さんに、キッチン製作をお願いしてます。
決して高価でなく非常に質の良いものを製作してもらってます。
尾上組が造る無垢材を、いっぱい使った伝統構法の家では、大手メーカーのシステムキッチンに違和感
を持っていましたが、このオーダーキッチンは最高にマッチします。
もちろん組み合わせは自由です。
キッチン以外の家具は尾上組による造作です。
お風呂のシステムバスにも違和感があったので、ここ数年は、ハーフユニットを採用してます。
上部は、葉枯らしの赤杉で、窓枠は欅を使用し窓台は御影石です。
杉の香りはリラックス効果がありますので、お風呂にも最適です。
家中どこにいても、自然素材を感じ、きれいな空気の中で生活するという贅沢は
尾上組標準仕様です。
刻み工程が終わり仕上げしています。
刻み三ヶ月。 来月からは現場で基礎工事に入ります。
その後、天気と相談しながら棟上げします。 五月下旬予定。
今回は、「雇い」を多く使用しました。
毎回ですが、ホソが長いので建て前がスムーズにいかず、難儀していましたので
この仕様で、攻めていこうと、企んでいます。
尾上組ではバカ棒と呼んでいます。 ひかり棒と言うんですかね?
柱頭の割楔は柱の数だけありますので
今回は約70本
鼻栓はブーメランカット。
これがよく効くとのことで・・・
雇いホソが多いので、シャチ栓も大量です。
どこでも、使えるわけではないので
番付して、振り分けます。
桧が良いのか?松がいいとも?
ボルトを一本も使わないので、上の様な部材がいります。
木と木の組み合わせで、100年後も、しっかり地震に持ち応えます様に。
雪も解け、春に向け季節が動いているように、昼間の日差しが伝えてくれている様な気がします。
しかし、まだまだ寒いので体調管理は欠かせません。
体は資本ですからね!
いよいよ、5月の棟上げを目指して、尼崎の家の墨付け開始です。
約一年乾燥養生(もちろん自然乾燥)した材に刃物をあてると、なかなか扱いやすい。
機械乾燥とは違い、パサパサ感(耐久年数が短い)はありません。
大工道具も素直に言う事を聞いてくれて、気持ちのいい仕事が出来ています。
やっぱり自然乾燥には、これからも、こだわり続けよう。
多くは岡山県産で、杉と桧。
手間暇をかけた、こだわりの伝統構法石場建ての家。
刻み風景もですが、基礎の礎石にしても、現代では極端に目にすることは珍しいでしょう。
興味のある方の工場見学大歓迎です。
090-2352-5465 尾上まで。 細部までご説明いたします。
先日、木材市で購入した二股の桧の皮むき作業
最初は、水(ジェット洗車機)で、やろうと試すも上手くいかず。
いま、暇を見つけて手剥きしていますが・・・・・・・
栄養分が多く、しっかりヤニもあるのでそう簡単には剥けない・・・・
手袋はいたら、やりにくいし、素手でやればヤニの抵抗が・・・
木のヤニは洗剤で洗ってもなかなか落ちないので大変です。
それを活用したのが、野球選手がバットに付ける松脂(マツヤニ)です。
用途が違えば、不要なものと必要なもの。
とはいうが、気にとってヤニは必要である。
このペースで行くといつ終わるのか、推測不能です。
もう春が来てしまった。
昔は、紅葉や、花が咲いているのを見ても
無関心だったのに、年を重ねなんか哀愁を
感じております。満開の桜なんか見れば
グッとくるものあります。
一瞬にして散る「はかなさ」
木は、動くことなく不平・不満も言わず、じっと春を待つ。見習わなければ・・・・
8月に入り暑さもピークで来週から少し涼しくなる予報です???
現場では、土壁も乾き造作工事になりました。
伝統構法では、躯体(骨組み)のほとんどは化粧(表し)となるため造作(内装)はすくないものの
何かとあります。
右の写真は通気層です。
通気層を取ることで壁面内の湿気取りや
雨水の進入を止めるなどの作用があります。
今まで通気層を取ることはなかったのですが、台風などで猛烈に雨にたたかれると耐えきれず室内に
進入してきます。
伝統構法の真壁造りでは、雨水の進入や雨漏りは構造上早期に発見できますが大壁造りでは
水が回ったとしても表面には出にくいので判断はできにくいですが想定外の雨風はかなり不安です。
その時に最善だと思うことはしてきましたが、まだまだ改良の余地はあり。
僕の理想は両面(内壁と外壁)は真壁納め。
伝統構法の存在感が浮き彫りになる仕上げだと考えています。
通常の雨風には十分耐えるのですが、想定外には対応は難しいのか・・・・
そもそも、両面真壁には、通気層など存在しません。
玄関の敷居です。
木製建具をはめ込むためのレール溝
を施しました。
建具がはまるのが楽しみです。
現場見学希望の方は遠慮なくご連絡ください。
可能な限り対応致します。
この現場(高砂市)は、駐車場がないため事前にお申し出ください。
是非この機会に伝統構法の素晴らしさを体験していただきたいです。
お申込み TEL 090-2352-5465 四代目 尾上 結希まで。
よろしくお願いします。
ようやく春めいてきました。
本年、最後の仕事は、これで終わり。
屋根替えの材料。
伝統構法の家は、ダイナミックな木組みが特徴なので、丸太を使い、頑丈に組み上げる。
そんな昔からの技術で、尾上組は現在もなお手造りで行っております。
今年は、仕事も順調で、伝統構法の勉強会もあり、実りある年でした。
大工職人も増えることができ、職場も活気ずいております。このペースを乱さぬよう来年も邁進していきます。
お正月は、五日までのお休みをいただいています。
それでは、よいおとしを・・・
今は、来月の棟上げに向け作業場で刻みの加工中です。
世の中が、プレカット支流の中、尾上組は、手造りにこだわり、まだまだ頑張っております。
いろんなところに出かけるようになって、私と同じ想いを持っている大工さんと出会うことが多くなり
ましたが、世間では、伝統構法の認知度が低く、仕事に活かせていないのが現状でしょうか。
悲しいことに、工期に追われ、予算との格闘、最終的に伝統構法での家造りをあきらめてしまう
そういう話を多々聞きますが、僕が伝統的に継承されてきた日本建築を途絶えさせないために
何ができるのか?
幸いにも、今は理解あるお客さんに多く声を掛けていただいていますが、もっとこの日本住宅
が、繁栄ためには、やはり大工の仕事を見てもらう事でしょう。
本気で、住まいを考えるなら一度でもいいので、伝統構法の家を見学してください。
そして、体感してください。
いつでもお待ちいたしております。
四代目 尾上 結希 TEL 090-2352-5465
去年の12月が第1回目となり、月1回の伝木造勉強会が、開催されました。
これは、兵庫県の若手大工を中心に、伝統技術の構造を学ぶ勉強会で、講師は
構造設計のスペシャリスト、増田一眞先生です。
写真の様に第1回目は、数字のオンパレードで気絶しそうになりました。
しかし、2回目からは、スライドショーを取り入れわかりやすくなりました。
増田先生は、「日本建築は、柱の文化であり、壁ではない。」
これは、現在支流の壁量計算ではなく、柱を信頼して生かす事だろうと思いました。
奥の深い話ではありますので、次回からも楽しみであります。