ようやく、暑さも和らぎ、朝晩は快適になりました。
現場では、土壁(発酵土)を付けています。
最近では極めて珍しい光景になりましたが、この土壁の最大の効果が調湿であります。
加えて、発酵土(尾上組自社生産)は室内空気の雑菌をしてくれる効果を確認してるのです。
仕上げ素材だけ自然素材を塗り、調湿効果をうたう者が多いのが残念でありますが
尾上組では、この「土壁こそが本物の調湿効果の源であることを実証していかねばならぬ」
と意気込んでいます。
もうすでに、藁は腐り、とけていますので、ここでもう一度投入します。
つなぎ、になります。
こういった手間・暇を掛けながら造り上げるのも、伝統工法の特徴であり、長工期になりますが
100年先から見れば、一瞬のことでなないでしょうか・・・?
こんな感じで尾上組では、おなじみの光景です。