今日近所の製材所に行ってきました。
近年こういった製材所は、究極に減りつつあります。
製材所は、すごく魅力があるんです。背丈ほどある大木を帯鋸が活きよいよく走っていくのです。
大木が見る見るうちに規定寸法に製材されていきます。すごい迫力です。
現在の住宅は、こういった無垢の素材は、新建材に押され採用頻度が減っています。
なぜ?
木材は、生きています。そのため、ねじたり割れたり、無垢の材料を扱うのは、ある程度
経験が必要になります。 そんな経験が無くても家が建ってしまうのが問題なのかなー?
まして、製材職人は、木を見る目が非常に大きく関係してきます。挽き方によっては木を殺してしまうのです。
きわめて難しい仕事です。
こういった木は、製材してすぐに使えるわけではない。
まだまだ、1年以上は、陰干ししなければいけません。
こういった暇を掛けてこそ魅力のある住宅が、出来上がるんです。家一軒に何十人もの建築職人が
たずさわる。 まさに木組みは人組みだと思います。
ついでに、栗の木も製材してもらいました。
これは、土台(120ミリ×100ミリ)に使います。僕は、1本しか取れないと思っていましたが
製材所の社長は、2本は取れるって。 結果3本も取れました。 僕に見る目は無かったみたいです。
職人ってのはすばらしい仕事です。 僕はもっと精進しないと駄目みたいです。